2006/9/25
アジア大会代表追加選手発表

 日本陸連は25日の理事会終了後、12月のドーハ・アジア大会追加代表13選手を発表した。「日本選手権と9月の指定大会の結果と、JOCとの約束である入賞可能な選手」(沢木強化委員長)という基準で選考したという。

<男子>
●短距離
・大前祐介(富士通)
・向井裕紀弘(岐阜ES事業団)
●長距離
・前田和浩(九電工)
・大森輝和(四国電力)
●ハードル
・河北尚広(石丸製麺)
●跳躍
・土屋 光(筑波大)
<女子>
●短距離
・北風沙織(浅井学園大)
・中村宝子(浜松西高)
・丹野麻美(福島大)
・竹内昌子(秋田ゼロックス)
●競歩
・坂倉良子(登利平AC)
●跳躍
・錦織育子(三慶サービスAC)
●投てき
・室伏由佳(ミズノ)

 同委員長の説明や、記者団との質疑応答から、以下のような選考の経緯などが判明した。

・男子4×400 mR要員の追加は、スーパー陸上の結果と日本選手権の順位で向井を選出した。
・為末は南部記念後は代表入りも考えていたが、最終的に男子短距離部長、ハードル部長が本人の意思を確認した。
・長距離は各チームの事情を優先した結果。3000mSCの派遣がないのも同様。
・男子800 mの派遣がないのは、決勝進出の可能性がフィフティ・フィフティと判断した。
・女子棒高跳は日本選手権優勝の中野真実の回復が見込めず、日本選手権とスーパー陸上の成績で錦織を選出した。
・室伏由佳は円盤投とハンマー投の両種目で選考した。

 なお、短距離の個人種目や、長距離種目、女子ハードル種目へのエントリーなどは、今月末のエントリー・フォーム提出時に登録する。


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