2005/8/11 世界選手権
男子マラソン5選手が会見から抜粋

尾方 剛
「メダルを取るには優勝争いが必要」

「練習は順調にこなしてコンディションは、ほぼいい状態ができています。ずっとメダルを目標にしてきました。最低でもメダル、そのためには優勝争いをしないとダメです。優勝争いをしたい。周回コースは、けっこうタフだと思います。ハーフマラソンでは経験がありますが、マラソンでは初めて。精神的にきついのですが、日本選手は我慢や辛抱ということが得意。日本人向きのコースだと思います。風が強かったら、僕は小さいので後ろに着けばいい。問題はありません」

高岡寿成
「世界一になる強い気持ちを持つこと」

「コンディションは変わりません。いい練習ができています。ずっと立てている目標は世界一になること。世界一を目指す気持ちで一杯です。そのための準備はできています。コースは石畳の距離も思ったより短かったし、アップダウンも予想していたより少なかった。(本番が雨でも)レースのなかでコンディションを合わせます。条件は同じなので、その中で勝負をしたい。世界一になるために今から必要なことは、世界一になるという強い気持ちを持つことです」

細川道隆
「30km以降で勝負をして入賞したい」

「すごく良いとか悪いとかはなく、順調です。あとは当日にピークを持っていくだけ。3週間前に下見をしたときから、意欲が高まりました。30km以降で勝負をして、なんとか入賞したい。5月に監督が下見をして話を聞いたときは厳しいコースだと思いましたが、自分で下見をしたときはきついはきついですけど、斜面のデコボコがきれいになっていたりして、意外とましになっていました。(本番が雨でも)暑くなって体に負担がかかるより、寒くて嵐になった方がいい。1周走って次の周回をイメージできるので、走りやすいコースだと思います」

入船 敏
「やるからには金メダルを目指して」

「コンディションはずっといい状態です。やるからには金メダルを目指して頑張ります。コースはこちらに入って初めて見ましたが、起伏も思っていたよりきつくなく、予想していたより良かったです。(本番が雨でも)選手全員が同じ条件。コンディションなりのレースをしたい。(周回コースは)練習で何回も回れるのでよかったですね」

奥谷 亘
「粘るレースが持ち味の自分には、条件が悪くなる方がいい」

「過去のマラソンの中で最高の練習ができました。あとは、本番にピークが来ればいいですね。目標は、欲もいろいろ出てきましたが、まずは自分の力を出して入賞したい。5月下旬にコースを下見したときは、ある程度は準備をしないといけないと感じましたが、舗装をされて良くなったところもあります。自分自身の準備もでき、問題ありません。(本番が雨でも)スピードレースになるより、粘るレースが持ち味の自分には、条件が悪くなる方がいい。嵐の方が得です。問題ありません。(周回コースは)2年前の世界ハーフで経験しています。6周するコースでした。それを経験していますから、今回も行けると思います」


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