2005/6/25 埼玉県選手権
大橋が世界選手権B標準、準決勝で13秒57
「決勝で記録を狙った分、前半が硬くなってしまいました」
本人のコメントで予選・準決勝・決勝を再現

予選 13秒64(−0.5)
「調子はある程度上がっているのがわかったので、普通に走れば記録が出ると思っていました。しかし、7台目でケイレンを起こしてしまい、その後は安全にフィニッシュしたんです。記録はダメだったと思ったらタイマーが13秒65で止まっていて、調子がかなりいいのだと思いました」

準決勝 13秒57(−0.2)
「それで、準決勝はタイムを狙いに行きました。(勝敗が関係なく)リラックスができる状態でしたが、リラックスしすぎてしまったのか、間延びしたようなハードリングになってしまいました。それでも、10台しっかり走り切れたので、記録が出るかなと思ってフィニッシュしました。タイマーは13秒57でA標準(13秒55)に届きませんでしたが、浮いたところもあったので、この程度かなと。でも、決勝で出せる自信が持てました」

決勝 13秒59(+0.5)
「準決勝より風も良く、狙っていきましが、その分、前半が硬くなってしまいましたね。2台目をお尻で倒しました。後半は準決勝よりも、動きがよかったので残念なことをしてしまいました。でも、日本インカレで3本チャンスがあります。追い風が吹かなくても記録は出せると思います」

4位(13秒75 +1.0)だった日本選手権について
「準決勝(2組1位・13秒69 +0.3)はいい動きができたのですが、決勝は優勝した2人(谷川聡と内藤真人が同着優勝)が速かったのですけど、落ち着いたレースをすれば、もう少し絡めたと反省しています。田野中さんが左隣で、その向こうが優勝した2人だったのですが、スタートでかなり前に行かれたと勝手に思ってしまって、焦って自滅したレースでした。あとでビデオを見たら、そんなに焦るほどの差でもなかったんです」


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