2005/12/24 全国高校駅伝前日
諫早、興譲館、須磨学園
女子3強監督の前日コメント
諫早高・松元監督
「目標を入賞に変更」
「高田は体調が良くないので、(5区ではなく)3区に起用した。故障をしても練習を続けていたが、なかなか調子が上がらず、それで焦ってまた悪くしてしまう悪循環に陥ってしまいした。本来、オーダーはあまり変えたくないのですが、そういうチーム状態で変えざるを得なかった。10日ほど前から目標を(2連勝から)変えて、入賞だけはしようと選手たちに話しています。(初優勝時のアンカーである松元美香が1年9カ月ぶりにレースに復帰した)全日本実業団対抗女子駅伝を見て、実業団に行った選手が走っている姿から元気をもらいました。それが、いい形になって出ればいいのですが」
興譲館高・森政監督
「新谷は前で行ってくれれば十分」
「新谷の調子は、長崎の記録会(5000mで15分28秒70=高校歴代2位)を見ても、最終調整を見てもいいと思います。1区は3回目ということで、慣れてもいる。(調子は良いが)頑張って前で行ってくれれば、それで十分だと思います。区間記録とか考えず、ノビノビと走ってくれれば、それでいいと思います。(何秒貯金とかでなく)最後まで自分の走りをしてくれたらいいですね。(全体でも)故障者がいないし、みんな元気です。やっと、ここまでたどりつきましたね」
須磨学園高・長谷川監督
「1・2区でいい形にしたい」
「脇田は今日の練習でピリッとしたと言います。そうしたら1区はなかなか難しい。3区も考えましたが、村岡もいい状態で、3kmならスピードのある村岡です。アンカーだったら、ラストの切れで永田の方が上です。かといって6kmなら、今の状態では高吉の方が上。教育的には(前回1区で出遅れた)脇田をリベンジのために出したいのですが…。
(展開としては)1・2区でいい形にしたい。高吉だから19分20秒そこそこは狙えます。インターハイも国体も、それほど(新谷に)開けられなかった。30秒差で行けば、2区の小林が『12分30秒で行く』と言っています(区間記録は12分46秒)。今年の小林は、去年のようなこと(区間1位も12分52秒)はないでしょう。世界ユースを走って(1500m2位)、3000mも8分台で走っている。経験も積んでいるし、ベースも上がっている。(興譲館だけ)ポーンと前にいたら走りにくいのでしょうが、点々と前にいたら追いかけやすいと思います。
(1時間6分台の可能性は)十分あると思います。1時間6分26秒(埼玉栄高の高校記録)はつねに目標にしている記録。2区で48秒、5区で25秒は県大会よりもプラスが見込めます。あとは1秒1秒の積み重ね。ただ、それは攻めのレースができたとき。競り合うことになれば、ロスをすることも考えられます。
2年生が4人のチーム。今年失敗したら反省を来年に生かせばいいし、よかったらまた来年にも生きてくる。今年も挑戦できるし、来年も挑戦できるチームです」
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