2005/12/31 ニューイヤー駅伝前日
現役の中・長距離日本記録保持者全員が欠場
高岡は連続出場が12年でストップ
小林は足底を痛める


 現役の中・長距離日本記録保持者全員といっても、高岡寿成(カネボウ)が5000m・1万m・マラソンと3種目を保持しているので、1500mの小林史和(NTN)と2人だけである。

 小林は12月中旬に左足底に痛みが出てしまった。レース5日前になってもジョッグもできない状態で、欠場を決断したという。1・3区にムワンギ&小林を起用し、できるだけ上位の流れに乗るのがNTNの戦略だった。チームにとって痛い欠場となった。

 2月の東京国際マラソン出場を控える高岡は、12月20日の40km走後に右ヒザ外側の腸脛靱帯に痛みが出てしまったという。高岡自身は出場するつもりで調整していたが、伊藤国光監督がとどめたようだ。
「高岡が出るとなると、高岡なりの走りを求められてしまいます。3分ペースなら走れると思いますが、それなら若手選手でも行ける」
 残念なのは、入社1年目の94年大会以来続いていた連続出場が、「12」でストップしたことだ。


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