2005/12/3 福岡国際マラソン
前日選手・指導者コメント

藤井博之(ファイテン)
「自己記録(2時間12分39秒)を更新したい。東京国際女子マラソン後2週間、スピードを戻す練習をやって、思ったより早く感覚が戻ってきた。(高橋尚子の練習パートナーをやることで)走行距離はホンダ浜松にいた頃よりも増え、脚に力が着いたというか、後半粘れる脚ができたと思う。(高橋からは)自信を持って頑張って、と言われている。明日は、トップ集団に着いていこうと思っています」

大八木弘明・駒大監督
「(藤田敦史の)状態はいい。あとはペースメーカー次第かな。(練習への考え方を変えただけでなく)精神的に余裕が出た。若い頃は走ることだけでしたが、今は物事を大きく考えられるようになった。それが、練習へ集中することにもつながっている。本人は記録のことは口にしていない。勝つことだけ。記録はその結果、ついてくるもの。(日本記録は)30kmをどのくらいで通過できるか。1時間30分10秒までなら可能性がある。1時間30分30秒だと前回くらい。不気味なのはエチオピアの初マラソンの選手(ビルハヌ)。駒大に戻ってきて2年計画でここまでやってきた。今年のびわ湖には(練習不足でも)無理して出場したが、あれがよかった。最後の10kmはジョッグになってしまったが、失敗することから、こうやればいいという部分も見えてきた」


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