2004/11/28 日体大長距離競技会
阿久津が13分56秒49
高校生初の13分台&3分40秒台&8分台を達成
            5000m    1500m      3000mSC

河野は高1歴代2位の14分14秒29

 男子1万mの高校最高に続き、日体大長距離競技会で連日の快挙が達成された。インターハイ3000mSC優勝者の阿久津圭司(農大二高)が5000mの最終25組で13分56秒49をマークし、高校生としては初めて5000m13分台、1500m3分40秒台、3000mSC8分台を達成した。阿久津のこれまでの5000mは10月に同じく日体大長距離競技会でマークした14分09秒00だった。個々の記録は下記の通り。
1500m   3分47秒59(04インターハイ3位)
5000m   13分56秒49(第165回日体大長距離競技会25組4位)
3000mSC 8分53秒25(04インターハイ優勝)

 これまで、3種目大台突破に最も近づいたのは02年の土橋啓太(大牟田高・現日大)で、
1500m   3分50秒56(02インターハイ8位)
5000m   13分44秒91(02国体3位=日本人1位&前高校記録)
3000mSC 8分52秒41(01国体優勝)

 土橋は1万mで28分49秒06をマークしているので、5000m・1万m・3000mSCでの大台突破を果たしている。これも、高校生史上1人だけ。
 どちらがすごいとか比較するものではないが、1500mのスピードは阿久津が、5000m・1万mの持久力は土橋が優り、3000mSCは互角といったところ。来年以降のインカレでは3000mSCでの勝負が見たい……阿久津の進路が判明していないが。

 また、河野晴友(佐野日大高)が14分14秒29をマーク。前日、1万m高校最高を出した佐藤悠基(佐久長聖高)が2年前に出した14分06秒99に次ぐ、高校1年生歴代2位記録をマークした。


25組完走者
1 13:54.65 上野 裕一郎 中央大学
2 13:55.43 フェイサ・ツセ・カタラ 小森コーポレーション
3 13:55.85 藤原 新 JR東日本
4 13:56.49 阿久津 圭司 東京農業大学第二高校
5 14:13.28 萩野 智久 重川材木店
6 14:14.29 河野 晴友 佐野日本大学高校
7 14:14.91 村田 義広 ホンダ
8 14:16.89 松本 昴大 佐久長聖高校
9 14:17.86 藤田 将弘 中央大学
10 14:27.57 ジョセフ・モワウラ おかやま山陽高校
11 14:28.70 池田 宗司 那須拓陽高校
12 14:31.46 雨宮 大和 ボッシュAJ
13 14:55.69 青戸 信介 東部方面隊
14 14:57.68 宗 洋和 帝京大学
15 15:02.52 白田 雄久 法政大学


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