2004/5/8 国際グランプリ大阪
為末、400 mH初戦で狙い通りの勝利
「3台目までで勝負をつけるつもりでいました。体調は明らかに2001年より良い」

競技後の共同会見
Q.(質問不詳)
為末 天気も良く、風もなく、よかったと思います。
Q.レース前に考えていた課題と、結果としてそれがどうだったのかを。
為末 400 mHの初戦。しっかりしたレース展開をすることでした。何よりオリンピックを考えていますが、その間にあるグランプリを考えると、今日は勝つのが大事でした。3台目までで勝負をつけるつもりでいて、その点は上手くいきました。
Q.48秒87のタイムについては?
為末 48秒を切るくらいと思っていましたから、もちろん不満の残る記録ですが、今日は勝負でしたから。
Q.後半の200 mの走りはどうでしたか。
為末 ハードリングはよくありませんでしたが、この冬中、マイルチームの合宿に加わって、走ることにこだわってきました。スピードとパワーで押し切った感じですね。ハードリング(がよくなること)と効率のいい走りをすることで、もっと記録が出せると思います
Q.2001年と比べて、どんな状態と言えるでしょうか。
為末 ここで控えめに言っても仕方がありません。体調は明らかに良いのですが、夏の段階で47秒89を超えられるかどうか。
Q.(質問不詳)
為末 能力としてはスピードとパワー。力押しでも走れますが、一番の特長は3台目までの速さです。練習ではエドモントンのときより速いタイムが出ています。それがしっかりレースの中に入ってくると、自分でもビックリするくらいのタイムが出るのではないかと思います。


春季サーキット2004
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