2004/1/1・1/3 ニューイヤー&箱根駅伝
西脇工高OB2選手コメント
「松下君から“脚ができていない”と言われてしまいました」(藤原)
「変に気負いすぎてしまいました」(藤井)
藤原正和(ホンダ)
「チームの年間目標の試合で、しっかり走らないといけないと思っていました。記録会には出場しましたが、世界選手権を欠場した後の目標としていた試合なんです。10月に脚が治って、2カ月でこの駅伝を迎えました。今の時点としてはいい体調が作れたと思いますし、現時点での練習ではあの走りが精一杯です。まだまだ、力が戻っていません。それでも、沿道からの声援で頑張ることができました。
抜かれてしまったのは富士通と日清食品。松下(龍治・富士通)君には9kmくらいで追いつかれて、できるだけ付こうとしたのですが、1kmくらいで離されて、(1年前の)箱根駅伝でやったことを、やり返されてしまった感じです。そこからはズルズルと落ちてしまいました。走り終わって『脚ができていない』と彼から言われてしまいました。それくらい、練習が積めていなかったということです。
この後は12日の朝日駅伝に出る予定です。(マラソンは)ある程度練習をやって、それから監督・コーチと相談して決めます。東京はないでしょう。びわ湖か、オリンピックをあきらめてトラックに向けて練習をしていくか。2時間8分前後で行ける体ができたら初めて、びわ湖への出場をを考えます」
藤井周一(日大)
「変に気負いすぎてしまいました。(三行に追いつかれたときは)“えっ”と思ってしまいました。来るとは思っていなかったので、動揺してしまって…。誰が来ても付いていくつもりでしたが、速く感じてしまって…。でも、実際はそれほど速いタイムではなくて、時計を見て“体調が悪いのかな”と考えてしまった。また、ダメなのかなと。13〜14kmで脚に力が入らなくなってしまいました。
絶好調とまではいかなくとも、帳尻合わせで上がってきたので、なんとかなると思っていました。暑かったことが、少し影響したのかもしれません。(3冠を意識しすぎた部分が)結果的にあったのかもしれませんね。
今回の失敗はニューイヤー駅伝で返すしかありません。(入社する)日清食品は優勝が狙えるチームなので、ぜひ優勝して、それに貢献したい。個人では最初はトラックになると思います。オリンピックの選考に絡んでいけるように頑張ります」
2003実業団駅伝男女
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