2003/8/24　世界選手権第２日
１次予選２組４位の朝原が、２次予選も１組４位で通過
“３本目”の準決勝でさらに走りは向上か!?

朝原宣治コメント・１次予選後
「（課題としていた加速段階で、力を地面に上手く伝える動きは）まあまあですが、後半の走りがちょっと乱れましたよね。前半をもう少し上手くできれば、後半ももったと思うんです。ガクンと崩れて、立て直そうとしましたが、変なタイミングでしたね」

２次予選後の記者団との一問一答
朝原　危なかったです。さっきまで４着取りと知らず、３着プラス４だと思っていたんです。
Ｑ．タイムでは１次予選と同じですが？
朝原　スタートがいまいちですが、後半バテなかったので、（走りの内容としては）さっきよりはましだと思います。ただ、やろうとしていることは、まだできていません。もう少し前半が、理想の走りができればね。前半がきれいに走れれば、後半も伸びるんですよ。
Ｑ．スタート前は緊張しました？
朝原　１次予選の方が緊張しましたね。南部記念（７月26日）以来、久しぶりの試合でしたから。走ってみないとわからない部分が多かった。練習で走れる感覚をつかんできたのですが、試合でもいける、という感覚を持ってパリに入ったのではありませんでしたから。練習でできても、並んでドンと出ると、なかなかできないものです。それに、２次予選のスタート前はウィリアムス（米）がうるさかったですからね。踊ったり、役員からフランス語を教わったりして。
Ｑ．１次予選で一緒の組だった４人が、また同じ組でしたが、そういったことは初めて？
朝原　そうかもしれません（あまり自信はなさそう）。負けた相手と一緒というのは、嫌なイメージですね。といっても、相手はあまり意識しないで、８レーンでしたし、自分の走りに集中するのですが。
Ｑ．準決勝へ向けて。
朝原　いつも２本目の２次予選が走れるのですが、それが今日はいまひとつでしたから、準決勝にズレてくれるといいのですが。３度目くらいが、体が動くんじゃないかと思っています。


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