2003/8/20 世界選手権
室伏、2投目で予選通過記録突破
「試合をできたこと自体がよかった。それが大切だった」

 男子ハンマー投A組の室伏広治(ミズノ)は1投目に77m50、2投目に79m45。予選通過記録の78m00を越えて予選通過を決めた。

Q.(質問不詳)
室伏 ここまで来られたことが大きいです。すごく大きいですね。試合をできたこと自体がよかった。それが大切でした。
Q.不安はなかったですか。
室伏 不安はありましたが、できることをやろうと。会見で話したのと同じ気持ちでした。
Q.感触はどうでしたか。
室伏 感触は正直、わかりませんでした。一生懸命で、余裕がありませんでした。中1日ありますから、決勝に向けて調整していきたい。
Q.違和感とかなかったですか。
室伏 そういったものは特になかったですね。
Q.リリース時に痛みとか?
室伏 練習ではありましたけど、試合ですから(感じません)。
Q.決勝に向けては?
室伏 決勝へは、まとめることだと思います。試合に出られるかどうかというところだったわけですから、正直、ホッとしています。感触がどうなっているのか、正直、わからないですけど、全力でやることだけ、考えています。
Q.決勝に向けて一番大事なことは?
室伏 (今日と)同じ気持ちで決勝に臨みます。ここへ来られたことが大切なこと。今できることをやるだけです。

室伏重信コーチのコメント
「ホッとしました。1投目で(予選通過記録の78m00に)行かず、少し心配した。ケガがどこまで回復しているか、わからなかったので。一昨日の練習が、ケガをしたあと初めての全力の投てきだった。そのときは上手くいったが、今回また上手くいくかわからなかった。だが、コーチとしては満足している」


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