2003/7/28
末續、TBS製作発表会見
「絶対に忘れられないような走りをしたい。それは……」

(最初の挨拶のような、抱負のようなコメント)
末續 マッハ末續です(と笑いをとる。“マッハ末續”はTBSが末續に付けたニックネーム)。本番まで1カ月を切って、気持ちは高ぶってきていますが、それを上手く押さえつけてやっています。皆さんに(テレビを通じて)見てもらう以上、絶対に忘れられないような走りをしたい。そういうレースをするということは、メダリストであったり、ファイナリストであったり、9秒台であったり、19秒台であったり…乞うご期待、かな。体調は非常にいいです。
Q.現時点での最大のライバルと、パリの街の印象を教えてください。
末續 最大のライバルはケデリス(ギリシャ)っていうのもありますが、決勝やメダルに関わってくる全員がライバルです。特定の選手はいません。パリは建物が綺麗だと聞いているので、汚さないようにしたいですね。
Q.100 mの9秒台と200 mのメダルでは、どちらをやってみたいと思ってますか。
末續 僕は今回メダルが欲しいので、どうしても200 m優先になりますが、今は100 m・200 m何があってもいいように(どちらも行けるように)、日々、非常に辛いトレーニングをしています。
Q.水泳世界選手権の北島選手ら、日本勢の活躍は刺激になっていますか。
末續 僕も世界新と言いたいところですが……刺激にはなっています。(世界選手権という場で)勝てるというのはすごいこと。自分の刺激として頑張りたいです。
Q.メダルを取れる可能性は、何%あると思っていますか。
末續 僕は数学が苦手なもので。でも、僕が陸上競技を始めた頃は、日本人に(短距離の)メダルは無理と言われていました。それが今は、色んな時代を経て(メダルを期待されるところまで来ていて)、100 %になる時代になっていくところです。そのきっかけを作っていきたいと思っています。


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