2003/2/7
中国電力・坂口監督コメント
「油谷はこれまでのマラソンの中で一番いい状態」
そして、東京を選んだ理由とは?

■油谷の状態について
「油谷はこれまでのマラソンの中で一番いい状態、間違いないですね。とにかく、長期的に見て、練習がしっかりできている。(過去のマラソンとの違いは)走行距離が違いますね。夏場に1カ月1200kmを走った時期もある。結果的に、夏にやった選手はみんな走れています。質的にも、後半を意識した走りをしました。
(間隔が空いても)マラソンは定期的にポンポン走ると、消耗していくこともあります。間隔を空けて、その間に基本であるスピードを研いておく。休んで鍛え直したことが、プラスになったと思います」

■終盤の坂について
「後半上っていますが、油谷は苦しくなってからも押していけるタイプ。(フォームも)体の線がしっかりしているから押していけます。弱い選手だと浮いてしまいますが。下りも大丈夫です。やわらかい走りですから」

■出場レースの選択について
「(昨年の)ベルリンに出るプランもありました。エドモントン以来出ていないので、あの時期かなと。しかし、ベルリンに出るとオリンピックまでの道が限られてきます。ベルリン・世界選手権選考レース・世界選手権・五輪選考レース・アテネ五輪と続けるのは無理です。
 東京で結果を残せば、(次を)世界選手権にするか、他のレースにするか選ぶことができる。世界選手権に出る方法をとるなら、(そこで代表を決められなければ)五輪選考は来年の東京かびわ湖になります。びわ湖は1回走っていますから、東京を走っておけば来年に役立ちます。色々な可能性を考えておかないといけません」

■五十嵐について
「貧血が出て福岡からスライドしましたが、後半に粘れるタイプ。落ち込みが少ないですね。(東京のコースに)向いてるかな、と思います。言ってみれば、(代表への)ラスト勝負。何とかモノにしてもらいたいと思います」

■目標タイムについて
「五十嵐は2時間10分を切ることですね。油谷は実力を証明するには8分30秒を切っていかないと。犬伏君(孝行・大塚製薬)が3年前に出した8分16秒を出していますし」


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