2003/2/23 横浜国際女子駅伝
レース後の合同会見
「結果をきっちり受け止めて、次に向けて頑張りたい」(松岡)

Q.感想を一言ずつお願いします。
山下監督 非常に残念です。コンディションを合わせるのに難しい時期で、松岡さんも調子を上げられていないと聞いていましたが、負担をかけてしまいました。
山中美和子 1区で1秒差で負けたのは、悔しい結果です。しかし、大阪国際女子マラソン(途中棄権)が終わって初のレースで、今後につながる走りだったと思います。
小鳥田貴子 優勝できずに残念です。その結果は受け止めたいと思います。自分の走りとしては、次へのステップとなる走りができて満足です。
大山美樹 まさか区間賞を取れるとは思っていませんでした。6kmを全力で走りきることができ、満足しています。日本チームで走ることができ、今後への自信になります。
加納由理 日本代表は初めてでした。緊張感もあって、いい調整ができず心配しましたが、まあまあの走りでした。トラック・シーズンにつなげられたらと思います。
松岡理恵 すごくいい位置でもらえたので、そのまま弘山さんに渡したかったのですが、3位に落ちてしまいました。その結果をきっちり受け止めて、次に向けて頑張りたいと思います。
弘山晴美 2年連続優勝ができず残念でしたが、私としては若いみんなと駅伝を走ることですごい刺激を受けました。これを、トラックにつなげたいです。
Q.松岡さんは体調が万全でなかったと聞きましたが、具体的には?
松岡 今までと違って、できる練習をしてきたというか、苦しんで練習してきて、でも、体調を気にしすぎたら走れないので、集中して走ろうと思っていました。
Q.練習の再開はいつ?
松岡 インターバルなど本格的な練習を始めたのは、2月の宮古島合宿からです。

天満屋・武冨監督のコメント
「世界選手権に向けて練習プランを練り直します」

「(松岡に5区の打診があったのは)1週間から10日くらい前でした。ベストの状態ではありませんでしたが、ポイント練習はできていました。32分台では走れるだろうと。松岡は万全の(練習ができた)ときはその通りに走りますが、万全でないと時々、こういうこともあります。
(世界選手権前に一度トラックをやる予定だった?)そのつもりでしたが、この結果でもう一度、練り直さないといけません。左が腫れてきて、バランスが崩れています。このまま無理をすると故障につながるので、もう一度、練り直します。
(仮に坂本直子さんがマラソンの代表に選ばれたら)別々の流れの練習になります。坂本はボルダーも昆明も、高地が合うタイプですが、松岡は合わないので国内になるでしょう。坂本は今回、大阪のあとの練習ができていなかったので、指導の意味で出しました。それでも、あれくらい走れるんですから…。
(山口衛里は予定通り3月の東亜マラソンに?)白紙です。現時点では、その後のどれかを目標にすることもありません。目標にすると、時間に煽られてしまいますから」


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