2003/6/7 日本選手権
第2日全種目の懺悔とちょと戦評 男子フィールド&混成
杉林が大ジャンプ!
世界選手権代表にも内定
男子走高跳
予想が当たって醍醐直幸(東京陸協)が優勝。2位も東京トリオの1人、君野貴弘(ゴールドウイン)で、この2人が2m18をクリア。東京トリオ3人目の野村智宏(堀越高AC)が2m10に終わり、3位は福岡大OBトリオ最年少の内田剛弘(福岡大ク)が入った。4位の同順位に豊嶋茂樹(三洋信販)と宇野雅昭(中京大ク)の福岡大トリオの先輩2人が並んだ。
男子三段跳
予想通り杉林孝法(ミキハウス)が2回目の16m96(+1.0)で優勝。B標準の16m80を大きく突破。3回目には3〜4cmのファウルで17m30あたりに着地した。もちろん、世界選手権代表内定。
2位にはシーズン第1戦の小松隆志(高知陸協)。「勲功賞をもらいに来ました。それだけではもったいないので、杉林君を激励しよう」と出場したら、3回目に16m60(±0)と、95年以降の9年間では自己最高をマークしてしまった。
「後半、あわよくば16m80をと思いましたが、下心があるとダメですね。次は秋の国体です」
男子円盤投
予想に違わず畑山茂雄(ゼンリン)が5年連続6回目の優勝を果たした。が、記録は53m88。3回の有効試技すべてが53m台で「喜べません」と畑山。
円盤投には不利な風だったのは確かのようだが。
男子十種競技
1日目を平田卓朗(八潮市陸協)が3972点でリードしたが、2日目最初の110 mHでディフェンディングチャンピオンの石沢雅俊(小島プレス)が逆転。と思ったのもつかの間、2日目2種目目の円盤投で平田が再逆転。棒高跳、やり投と差を広げ、1500mで詰められたが逃げ切った。
平田の7630点は日本歴代6位で、優勝者予想に挙げた石沢は7557点で2位。
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