2003/7/26 南部記念
世界選手権追加代表9選手が決定
<男子>
●短距離 山村貴彦(富士通)
●長距離 坪田智夫(コニカ)
●障害 内藤真人(ミズノ)
吉沢 賢(デサントTC)
<女子>
●短距離 新井初佳(ピップフジモト)
坂上香織(ミキハウス)
鈴木亜弓(スズキ)
石田智子(長谷川体育施設)
●長距離 渋井陽子(三井住友海上)
山村は南部記念400 mで、代表選手以外では最高の4位。6月末の大阪府選手権では45秒87をマークしている。
「4×100 mR、4×400 mRとも入賞の可能性が高く、ともに5人体制とした」(澤木強化委員長)という理由で、選考された。
1万mの坪田は、松宮隆行(コニカ)との比較となったが、「安定性から坪田とした。B標準を2度突破しているし、直近の大会であるホクレン・ディスタンスチャレンジの27分台を買わせてもらった」(同)ということで選ばれた。
内藤は13秒47とA標準を突破し、南部記念でも2位に大差をつけて、堂々の代表入り。
吉沢は昨年すでにA標準を突破。松任の日本グランプリで2位。日本選手権2位で松任優勝の千葉佳裕(富士通)がA標準を突破できず、吉沢が選ばれた。
女子4×100 mRは南部記念のトライアルで44秒10と、日本記録を0.01秒更新。「努力目標を達成した」(澤木委員長)ということで、派遣が決まった。「リザーブは選ばないが、金沢イボンヌ(群馬綜合ガードシステム)を念頭に置いている」とのこと。
女子1万mは日本選手権上位者がその後A標準を切れず、日本選手権でA標準突破者中3番目だった渋井が選ばれた。
なお、女子5000mは福士加代子(ワコール)の出場意向が優先されるが、もしも福士が1万mに絞った場合は、小崎まり(ノーリツ)が代表に追加されるとのこと。小崎はB標準突破しかしていないが、エントリーはしておいて、直前にどちらか1人に絞ることは可能だという。
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