2003/2/22　日中対抗室内横浜大会
天津６ｍ57（室内日本新）、横浜６ｍ49
花岡との一問一答
「今年は準備動作を入れて踏み切ろうとやっています」

Ｑ．今日の跳躍は？
花岡　天津よりも走れていました。スピードが出ていたのに踏み切りが対応できず、記録が出なかったのだと思います。
Ｑ．天津の室内日本新はどんなでしたか。
花岡　決して、いい跳躍ではありませんでした。６ｍ40くらいかと思いましたから。昨年からスプリントに力を入れて、スピードが付いたのはいいんですが、跳躍に生かせていません。今回、助走には（スピードが）生かされていますが、踏み切りには結びついていませんね。
Ｑ．（質問不詳）
花岡　今日６ｍ60を跳べたら一番良かったのですが、冬期を考えたら６ｍ49でも「えっ？」というくらい。まさか天津で６ｍ57が出るとは思いませんでした。中途半端な技術練習しかしていませんから、それを考えたらまあまあです。今年は早めに仕上げようと、（成田高の越川一紀）先生とは話しています。織田記念か水戸国際でＡ標準（６ｍ75）をキチッと跳びたいですね。
Ｑ．（質問不詳）
花岡　２年前の日本選手権の６ｍ82（日本記録）は、当時の最高の跳躍でした。それを普通に出すことができるようになれば、（もっと上の記録が）引っかかると思います。今年は日本選手権よりも世界選手権で、キチッと日本記録を出すのが目標です。
Ｑ．自信がある？
花岡　自信といういうより、楽しみにしています。
Ｑ．冬期でも技術練習を？
花岡　もちろん、やっています。冬だからやらない、とは考えません。年が明けてから週に１回は入れています、暖かい日には。キチッと週１回入れておくことで、シーズンに入ったときに、身体が覚えていてくれます。ただ、その内容からは、６ｍ50は行かないだろうと思っていました。
　走る練習は、去年より減っていると思います。スピードが付いてきていますし、無理をしてケガをしないようにと。元々、（高校生の）男子と一緒にやっていますから、冬期でもスピードは上がっています。無理のないなかで質の高い練習を、ということです。
Ｑ．技術的にも変わってきている？
花岡　去年はスピードが付き、抜けるような跳躍でした。踏み切れないというか。今年は準備動作を入れて踏み切ろうとやっています。（180度変えたというのではなく）１つ１つ段階を踏んでいる感じです。まだ、間に合っていませんが、これで調子が上がったら、もっと間に合わなくなるかもしれません。
Ｑ．三段跳はどうしますか。
花岡　（練習は）やっていませんね。（逆脚の踵が）バウンディングでも痛いので…。少しもやっていなくて、どうしようかと考えています。三段跳も世界でやってみたい気持ちはあるので、もしかして一発引っかかりそうだと思ったら日本選手権に出るかもしれません。まだ、誰も（世界選手権・オリンピックに）行っていない種目。誰かが踏み出さないといけないですから。
Ｑ．この後、沖縄に行きますか。
花岡　いえ。沖縄には行かず、もう１回追い込みます。先生がいないと技術練習の意味がありませんから。自分の感覚と、コーチの目っていうのが合わないとダメだと思っています。（４月初めの）100 ｍ・200 ｍの記録会には出ようと思っています。


寺田的陸上競技ＷＥＢトップ