2003/2/22 日中対抗室内横浜大会
●女子棒高跳で中野が4m00
14:40の開会式に先だって女子棒高跳と女子走幅跳が行われた。
女子棒高跳は中野真実(三観陸協)が4m00で、同記録の近藤高代(長谷川体育施設)を抑えて優勝。屋外では昨年4m05に成功している中野だが、室内での4m突破はこれが初めて。好調に見受けられた近藤を抑えたことも評価される。
女子棒高跳終了後、強化委員会を終えた澤木啓祐強化委員長が、いくつかの決定事項を明らかにした。
●女子マラソンの強化競技者格付け基準記録の変更
従来の基準記録は陸上競技マガジン1月号P195の陸連時報参照
A 2時間24分00秒→2時間22分00秒
B 2時間26分00秒→2時間25分00秒
C 2時間30分00秒→2時間29分00秒
●トム・テレツ氏へのアドバイザー就任要請
米国人のトム・テレツ氏へのアドバイザー就任要請を進めていることを明らかに。3月のカリフォルニアでのユニバーシアード合宿で細かい部分を詰めて正式契約の運びとなるが、内諾はすでに得ている。同氏は100 mの元世界記録保持者で同種目&走幅跳五輪金メダリストのカール・ルイス(米)、200 mソウル五輪金メダリストのジョー・デローチ(米)、100 m元世界記録保持者のリロイ・バレル(米)らを育てた名伯楽。
テレツ氏は跳躍も含めたスプリント系種目の、強化委員や(強化競技者の)パーソナルコーチへのアドバイスを行い、混乱を防ぐ意味で、選手に直接アドバイスすることはない。有望高校生が現れた場合、高校の指導者にもアドバイスできるという。
日本に常駐するわけではないが、何回か来日してもらい、クリニックを開催することもあるとのこと。また、アメリカに合宿や試合で遠征したときにも、アドバイスを受ける。
●花岡がパフォーマンス室内歴代2位
女子走幅跳では、同記録で中国選手(黄建芬)に惜しくも敗れたとはいえ、花岡麻帆(Office24)が6m49で2位。18日の天津大会で自身がマークした6m57の室内日本記録に次ぐ、パフォーマンス歴代2位の好記録だった。
花岡のコメント
「天津より走れてはいたのですが、スピードに踏み切りが対応できず、記録が出なかったという感じです」
●森千夏が17m35! T&Fの五輪標準突破第1号に
天津に続いて室内アジア新
※続きは後日
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