2003/5/16 関東インカレ
関東インカレ5冠の湯野
初日の400 m優勝(54秒20の学生歴代9位)後のコメント
打倒・福島大勢に意欲は…?

レースを振り返って
「53秒、出したかったですね。最後頑張って、400 mなのにフィニッシュまでしたんですけど。(前半の200 mは筆者計測で25秒8)普通に行きました。何秒で通過するという意識ではなく、最初の100 mでとりあえず乗せて、その後は感覚で走っています。
 早く走りたい気持ちが大きかったし、まず、楽しく走れたかなと思います。レース展開も上手くいったと思います」

レース前
「400 mは初戦だったこともあって、決勝の前は早く走りたくて仕方ありませんでした。3月末の筑波大記録会で400 mHと200 mに出ていますが(59秒76と25秒11・風不明)、それ以来、試合には出ていません。ハムとか足首に痛みなどがあって、春季サーキットに無理をして出ることもないと判断しました。学生ですから、インカレで記録を出したいと思っていました。
 レースが楽しみだったのは、多少のケガはありましたが、(1カ月以上試合で)走っていませんでしたし、私たちは試合に出るために練習をしているわけですから。完璧な状態ではありませんでしたが、去年よりは頑張って来ました」

複数種目掛け持ちについて
「私の中では400 mが関東インカレのメインです。その400 mが1日目に決勝まであるので、そこで勢いをつけようと思っていました。今は、疲れもありません。私にとって、都合のいい日に決勝までありましたね。疲れのないうちに記録を出しておこうと」

日本選手権での福島大勢との対決について
「福島大に勝つとかではなく、3番に入るの目標です。3番に入れば自分の記録も出ると思いますし。3番に入って自己新が出たら、嬉しいです。勝ち負けもあれですが、レースを楽しむのが、陸上競技をやっていく上でのメインテーマなんです。でも、楽しめたときに勝てたり、いい記録が出たりしています」


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