2003/3/2 びわ湖マラソン
藤原が2時間08分12秒の初マラソン日本最高&学生最高
33歳・清水はサブナイン最高齢記録
早大OB佐藤は、大学別初の3人目サブナイン
同一レース初の4チームの選手によるサブテン達成
3月2日のびわ湖マラソンはコスゲイ(ケニア)が2時間07分39秒で優勝、2位も2時間07分59秒のペーニャ(スペイン)と、外国勢がワンツー・フィニッシュ。しかし、初マラソン日本最高(2時間08分12秒=学生最高)の藤原正和(中大)を筆頭に、3〜5位に続いた日本選手が全員サブナインを達成した。2時間08分28秒で4位の清水康次(NTT西日本)は、歴代のサブナイン達成者の中では最高齢の33歳。また、中山竹通と並んで史上最多の国内レース最多のサブテン4回に到達した。
2時間08分50秒で5位の佐藤敦之(中国電力)は早大を卒業して2年目の選手。歴代のサブナイン選手の出身大学を見ると、駒大(藤田敦史・西田隆維)と早大(瀬古利彦・武井隆次)が2人で最多。この日、中大(藤原・佐藤信之)と大東大(清水・実井謙二郎)の2校がこれに並んだが、佐藤がサブナインに加わったことで、早大が3人と単独トップに。
また、過去の同一レースの日本人サブテン選手最多4人で以下の2回で、今回が3回目。
●83年福岡
瀬古・エスビー食品
宗茂・旭化成
宗猛・旭化成
伊藤国光・鐘紡
●98年福岡
佐藤信之・旭化成
小島忠幸・旭化成
五十嵐範暁・中国電力
小島宗幸・旭化成
●03年びわ湖
藤原正和・中大
清水康次・NTT西日本
佐藤敦之・中国電力
浜野 健・トヨタ自動車
福岡の2回はともに、旭化成選手が2人以上いたため、今回の4チームは史上最多となる。
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