2002/9/21 ワールドカップ
室伏、アヌシュに敗れ2位
杉森と石川が自己記録更新
アジア勢では女子ハンマー投・顧原が唯一の優勝

 9月20・21日の両日、スペインの首都マドリードで行われた標記大会。日本勢は下記の4種目に出場した。
 男子ハンマー投の室伏広治(ミズノ)は、今季のライバル・アヌシュ(ハンガリー)に敗れたが、2位と健闘。男子400 mHのアルヌビ(カタール)とともに、アジア勢男子最高順位を記録した(女子ではハンマー投の顧原がアジア勢唯一の優勝)。
 男子三段跳の石川和義(筑波大)と女子800 mの杉森美保(京セラ)が大舞台で自己新をマーク。これまでもアジア選手権などで自己記録に近いパフォーマンスを見せていたが、改めて国際試合に強いところを見せた。
 男子棒高跳の沢野大地(日大)は記録なし。女子3000mの那須川瑞穂(積水化学)と100 mHの金沢イボンヌ(群馬綜合ガードシステム)、吉田真希子(福島大TC)が4走で出場した女子4×400 mRのアジアチームは、残念ながら9位と最下位。
 女子5000mの川島亜希子(UFJ銀行)は6位。
 得点稼ぎ(ワールドカップはチーム対抗戦)のために円盤投にも出場した室伏は、41m93で9位。

リザルツ
男子棒高跳
男子三段跳
男子ハンマー投
男子円盤投
女子800 m
女子3000m
女子5000m
女子100 mH
女子4×400 mR

男子成績一覧
女子成績一覧
アジア選手全種目成績一覧

  Standings MEN after 20 events
Rank   Team Points 
 Africa 134 
 United States 119 
 Europe 115 
 Americas 111 
 Spain 94 
 Germany 86.5 
 Great Britain & N.I. 86 
 Asia 80 
 Oceania 62.5 

  Standings WOMEN after 19 events
Rank   Team Points 
 Russia 126 
 Europe 123 
 Americas 110 
 United States 105 
 Africa 99 
 Germany 79.5 
 Asia 75 
 Spain 74.5 
 Oceania 59 

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