2002/9/16 スーパー陸上
吉田、数少ない外国勢とのレースで快走
「400 mHでない400 mH」でも日本新

 吉田真希子(福島大TC)は今回の56秒69で、4回目の日本記録更新。昨年2回、今年2回。最初の記録更新を果たした昨年5月の東アジア大会と、今回が記録的には上の外国選手と走るレースだった。国内では吉田を脅かす存在の選手がいないため()、「外国選手と走るのが楽しみ」と、何回か口にしている。レース展開的にも、以前と違って前半から飛ばすパターンを試みている。最後の直線で競り合う相手がいた方が、記録も伸びると思われていた。そんな背景があるなかで産まれた新記録だった。

吉田真希子コメント
「10台目が逆脚踏み切りになっていまいました。5台目まで16歩で行って、そのあとは17歩(全て利き脚)で行くつもりが、外国選手と競っていたので刻んでしまいました。9台目まではこれまでで一番いい感じで来られていたのですが…。でも、スーパー陸上は外国選手と走れて、楽しいです。まさか、スーパーで女子400 mHをやってくれるとは思わなかったですから。川本(和久)先生からは、1人でも外人に勝ったらご馳走してもらう約束なんです」

 川本監督が指摘したのも、10台目までのインターバルの走り。
「ピッチを上げたらストライドが狭まってしまった。そういったピッチの上げ方をしちゃダメだということがわかったと思います。レースを1つの区間で考えちゃダメなんですね。あれが3つの区間にわたって上手く上げられたら、よかったと思います。“400 mHでない400 mH”になっていました。次には生かせるんじゃないですか。失敗しないと、わからないことだと思います」
 ついつい、吉田にもっと外国選手と走る機会があれば、と思ってしまう。この日も、10台目までのミスがなければ世界選手権のB標準(56秒25)も届いたかもしれないのだ。
日本新・吉田と学生新・久保倉のツーショット
吉田と川本先生のツーショット


※今回学生新を出した久保倉や、江口幸子なども頑張っているので言い切っていいのかどうか。

スーパー陸上2002トップ
寺田的陸上競技WEBトップ