2003/1/1 全日本実業団対抗駅伝
ニューイヤー駅伝の4選手コメント
「3〜4人の集団なら、走り方も違ってきたと思う」(高岡)

2区区間1位
高岡寿成(カネボウ)
「決して速いペースではなかったし、僕は余裕を持って走れていましたが、ああいう展開になると抜け出すのは難しいです。(自分のところで)差を付けたかったのですが、あそこまで大きな集団になるとは思っていませんでしたし、勝負しにくかった。よっぽど力の差がないと抜け出せません。3〜4人の集団なら、走り方も違ってきたと思いますけど。
 エース区間の区間賞は素直に喜びたいですけど、瀬戸のおかげですね。1区での(コニカとの)秒差が、そのまま区間賞になりました。瀬戸には、本当はもっと期待していたんですけどね。そのくらいの仕上がりでした。
 勝つためには、1・2区でトップに立たないといけないと、チームを見ていて感じました。エース区間で勝っているときに、チームとしても勝ちたかったですね。今がチームとしても変わっていかないといけないときです」

1区区間10位
瀬戸智弘(カネボウ)
「集団から抜け出して渡したかったのですが、9km過ぎの2つめのアップダウンで余裕がなくなってしまった。ラスト1kmから動かず、置いて行かれてしまいました」

5区区間4位
五十嵐範暁(中国電力)
「NEC(太田崇)には1kmで追い付かれ、8〜9kmで離されてしまいました。強かったですね。5区と決まったのは昨日の朝。佐藤が熱を出したのがわかってから。それまでは(メンバーから)外れていました。5区は3回目。(出場区間が)ゴチャゴチャになるより、(自分が5区に入る方が)無難だったと思います。向かい風になるかもしれないと考えていましたが、ポイントとなる区間ですから、とにかく粘るしかないと思っていました」

5区区間2位
太田 崇(NEC)
「調子はものすごく良かったので、区間賞も狙っていました。力は出し切ったと思います。坪田君が強かった。(今後は)1万mももう少し上げていきたいですけど、春には初マラソンに挑戦しようと思っています。2時間10分は切りたいですね」


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