2002/10/19 箱根駅伝予選会
東海大がトップ通過
以下、東洋大・法大・日大・中央学大・日体大が“上位6校”
“増枠”の4校は拓大・国学大・関東学院大・専大
予選落ちチームでは重成がトップの10位

 箱根駅伝予選会が10月19日、東京都立川市の昭和記念公園周回コースで行われた。風はなかったが、やや気温が高かったかもしれないコンディション。大学別の成績は西條さんサイトで。東海大・法大は下馬評通りに上位に来たが、トップ通過も噂された日大が4位と、やや予想を下回った。藤井周一(日大)が70位というのは、今季の状態では仕方ないかもしれないが、注目選手だけにちょっと残念な結果だった。
 個人2位の福山良祐を筆頭に“増枠”候補だった中央学大の各選手が健闘し、堂々“従来枠”の5位で予選通過。上位通過も予想された日体大だが、前回までの通過ラインの6位での通過。
 “増枠”の4校は拓大・国学大・関東学院大・専大。“関東インカレ・ポイント”がいずれも1分未満の学校で、11位以下に2分以上の学校が名を連ねた。11位の城西大は10位の専大と5分30秒の大差。今回に関する限り、“関東インカレ・ポイント”による恩恵で出場を果たした学校はなかったことになる。
 国士大、筑波大、明大、国際武道大など、関東インカレで毎年頑張っている大学が長距離も頑張ったとき、“関東インカレ・ポイント”が箱根駅伝出場の決め手になる可能性はある。特に、関東インカレ上位常連の筑波大が、どう長距離を強化してくるのか、注目される。現実味のある国士大も同様に注目だ。
 個人(個人成績も西條さんサイトで)では土井洋志(法大)が59分47秒でトップ。2位・福山良祐(中央学大)、3位・尾田賢典(関東学院大)までが59分台。10位の重成英彰(明大)が落選校選手のトップ。本戦の“関東学連選抜チーム”2区候補に躍り出た。あるいは1区か、それとも山登り?

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