ATSUYAなメール
その12
2003年2月17日
MONSTER
親愛なる寺田さま
今夜は泊まりです。すでに午前3時10分。
明日に備えて眠ろうと思ったのですが、
「寝る前に寺田さんに『おやすみ』を言おう」
とパソコンを開いたのが間違いでした。
兵庫県郡市区対抗駅伝の1区10kmで後輩
の北村聡くんに敗れた清水将也くんが熊日30km
で学生最高を樹立したとのこと。寺田さんの興奮に
満ち溢れた日記を読むと、いてもたってもいられなく
なってしまいました。
とはいえ、テーマは双子でも30kmのロードレースでも
ありません。
走り高跳びです。
私が高校時代から15年近く継続している三本柱のうち、
仕事ともある程度関係しているのが陸上観戦ですが、
もう一つは、ロックバンド「BUCK−TICK」のファンであること
です(残るもう一つは内緒です)。
そのBUCK−TICKが13日にニューアルバム「Mona Lisa
OVERDRIVE」を出しました。オリコンアルバムチャートで
初登場4位なのですが、だれもそんな事実は知らないでしょう。
私はすでに神戸公演のチケットを手に入れています。
発売前日に入手した私は繰り返し聴き込み、ほとんどを
歌えるまでに成長したのですが、10曲目に「MONSTER」
というノリのいい曲あります。アルバム中、最高の曲という
わけではありませんが、その歌詞は何度聴いても、「走り高跳び」
をイメージしてしまうのです。
俺はブッ飛ばしている 夜をブッ飛ばしている
頭の化物が俺の中で ブッ壊れている
というフレーズで始まる「MONSTER」。サビでは
覚醒する真っ白なライン 溶かしてくれ
何処までも高く飛ぶさ 溶かしてくれ
と叫びます。「何処までも高く飛ぶさ」という哀愁に満ちた
言葉を耳にするたびに、私は、陸上担当になったばかりの
ころに、夙川高校3年生だった青山幸さんの跳躍を取材した
ことを思い出すのです。当時、何処までも高く跳びそうだった青山
さん。今でも、トップを目指して頑張っています。溶けてはいませんが。
とてもくだらない話なのですが、なんとなく寺田さんくらいしかちゃんと
聞いてくれない気がしてメールしました。BUCK−TICKの曲は
本当にカッコイイので、長距離種目に押されがちのT&Fを盛り上げる
ためにも、今年の日本選手権ではテーマ曲に「MONSTER」を
選んでもらって、「俺はブッ飛ばしている」のフレーズに短距離選手、
「何処までも高く飛ぶさ」のフレーズに高跳び選手を起用したイメージ
CMをつくってほしいものです。
というわけで、午前3時35分になったので寝る準備に入ります。
本当にくだらない話ですいません。おやすみなさい。
寺田さんのおやじギャグの足元に早く及びたい
O原A也