ATSUYAなメール
その1
2001年11月3日
決戦の日を前に
寺田さまへ
武庫川河川敷レポートの掲載、ありがとうございます。
きょうは、日本列島が駅伝に明け暮れる11月4日を前に、
1人の先生を紹介したいと思います。
以前も名前を挙げましたが、神戸市立小部中学校陸上部顧問
の永福栄先生です。
永福先生が率いる小部中はあす、兵庫県中学校駅伝神戸地区大会
に挑みます。県内でも有力校の一つに数えられており、神戸地区の
優勝候補です。
しかも、あすの県高校駅伝では、西脇工の阿江、報徳の天野という
2人の教え子が、なんとアンカーで対決します(多分)。これまでも
教え子が2強に分かれて闘ったことはありましたが、同一区間、しかも
明暗がくっきりと出るアンカーとは、運命のいたずらとしか思えません。
2人はまだ2年生ですが、自宅はわずか50mほどの距離にあり、家族同士
も仲良しだそうです。
さらに、兵庫、兵庫工にも教え子がおり、計4人が篠山を走るため、
永福先生はラジオを片手に、小部中の指揮を執ることになります。
まだあります。あすは全日本大学駅伝。早稲田の新井も神戸市立上野中学校
時代の教え子です。出走はしませんが、立命大の西田主将も新井と同期生。
永福先生は「あすは卒業生の活躍を祈りつつ、自分の学校も頑張らないと」と
話しています。ちなみに、ともに西脇工などで活躍し、ノーリツの上岡監督の
息子さんである上岡兄弟も教え子です。
その永福先生は、コニカの坪田と同じ神戸甲北高校出身ですが、恩師は
西川公明先生です。西川先生といえば、西川美代子先生の旦那さんです。
西川美代子先生は今さら説明の必要はないと思われますが、小部中時代
に芳村を育て(のちに筑紫女学園)、押部谷中で中安(西脇工→旭化成)、
奥田(西脇工→順大)、藤岡(須磨学園→松下?)、藤本(須磨友が丘→
中央学院大)らを輩出し、今年から神戸学院大陸上部の監督に就任されました。
都道府県対抗女子駅伝の兵庫チームの監督としても有名です。
しかも、当時の小部中ハンドボール部には、朝原宣治もいました。
そして、あすは小坂田ジョンの結婚式!
彼の実家は私の自宅から数百mのところに
あり、幸せを祈らずにはいられません。アジア最速男は披露宴に出席されるのか、
それとも、今年もこっそりと篠山に来られるのか。ワクワクしながら、興奮して仕事
が手につかない
K新聞のO原A也でした。