スポーツ・ヤァ!No.037
Coming SPO-DULE
[東京国際マラソン]

駒大のエース、神屋の初マラソン

 活きのいい若手出現が望まれるレースとなる。外国選手は昨年2時間7分台を出したシメレツ(エチオピア)、コルテス(スペイン)、レイ(同)の3選手に、五輪連続メダリストのワイナイナ(コニカ)と、そこそこのメンバーだが、日本選手は4年前に2時間10分突破の最年少記録を作った清水昭の、2時間9分11秒が参加選手中最高とやや寂しい。
 その中で注目は初マラソンの神屋伸行。箱根駅伝優勝の駒大にあって、3年間エース区間を走り続けてきた。駒大の歴代エースは、昨年の世界選手権に出場した藤田敦史と西田隆維も、卒業前にマラソンを経験。藤田は2時間10分07秒と当時の学生最高、西田も2時間12分台を出している。
 神屋もすでに2年近く、駅伝やトラックだけでなく、マラソンを意識して練習している。昨年の8月には1380kmと、藤田が日本最高(2時間6分51秒)を出したときを上回る距離を走り込んだ。しかし、大八木弘明コーチは……

(後略)

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