2002/11/16
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                 ◆1◆【今週の“MIP”】
          5000m平均14分56秒99のエチオピア・チーム
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 MIPはMost Impressive Performanceの略、日本語に訳せば「最も印象に残ったパフォーマンス」。ただし、ここでは客観性よりも、ライター寺田が見た主観的な判断で選んでいます。今回は、11月23日の国際千葉駅伝(協賛:ライフ)に来日するエチオピア・チームを選びました。というのも、ツル以下エントリーした7人の5000m平均タイムが14分56秒99とすごいタイムなのです。全国高校駅伝の男子チームの中に入っても、十二分に通用する……どころか、10年ちょっと前だったら、チームの平均が15分を切ったら快挙であり、優勝候補にも挙げられていたでしょう。そんなお化けチームに、10連勝中の日本はどう挑んだらいいのでしょう。

 辛うじて、福士加代子(ワコール)の日本記録14分55秒19は下回ってくれたが、福士クラスが7人いることになる。エチオピア7選手の正確な記録は以下の通り。
デラルツ・ツル    14:44.57 30:17.49
メセレト・デファー  15:08.36
アシャ・ジジ     15:25.26
アイレチュ・ワルク  14:41.23
メリマ・デンボバ   15:06.08
チルネシュ・デババ  14:49.40
ワークネシュ・キダネ 14:43.53
 ツルは1万mで92バルセロナ五輪、2000シドニー五輪、01エドモントン世界選手権の優勝者。速く走れるだけでなく、勝負強さもある。勝負強い選手、イコール“いつでもコンディションを合わせてくる選手”。実際の力を出せずに入賞するケースもあるが、五輪入賞者はおおかた、この部類に入るだろう。ワルクはシドニー五輪5000m4位、キダネは同7位とオリンピック入賞の実績を誇る。
 さらに、デファーは今年の世界ジュニア5000m優勝者で、ツルの後継者とも言われている。同じく世界ジュニア5000m2位のデババは、記録的にはデファーに先行した。つまり、今回のエチオピアはどこかで1回いい記録を出した選手たちではなく、勝負強い選手たちの集団なのである。

 対する日本7選手の5000m平均は……


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