2002/12/9
「箱根駅伝2003」本日発売
観戦の必需品…というだけでなく、アスリートの魂の叫びが聞こえてくる一冊


「箱根駅伝2003」が12月9日、書店店頭に並ぶ(定価700円)。
 スポーツマガジン1月号・陸上競技マガジン監修という形だが、実際に取材・編集に当たったのは陸上競技マガジンのスタッフ。実質、陸上競技マガジン増刊号である。



●「“覇”への走り」と題して駒大と山梨学大の特集記事
●早大・空山隆児のインタビュー
●最後の箱根に挑む4年生の人物もの4本
 藤原正和(中大)
 清水将也・智也兄弟(日大)
 土井洋志(法大)
 尾田賢典(関東学院大)
●「チームクローズアップ」と題して
 大東大
 神奈川大
 順大
 亜大
 東海大
 東洋大
 帝京大
 日体大
●「さらなる大混戦へ」と題して
 中央学大
 拓大
 國學院大
 専大
 ※ここまでで、各大学のネタが最低1本は載ったことになる。
●徹底展望
●特別対談 大崎栄×川嶋伸次
●参加全チームの選手名鑑と戦力分析
●箱根の法則

 などが主なコンテンツ(内容)。
 生観戦者用には
●箱根駅伝よくばりナマ観戦ガイド
 が役立ちそう。
●マネジャー・アンケート
 も、「そうだったのか」と思わせる内容が多く、面白い。
 そして注目すべきは
●特別手記 視線は“箱根の山”を越えて
 で、佐藤敦之、徳本一善、岩水嘉孝の3選手の手記だ。キーワードは箱根駅伝での失敗だが、失敗していようがしていまいが、とにかく面白い。「こんなふうに考えているのか」と、新鮮でもあり、読み手へ強烈に訴えかけるものがある。超オススメ企画。
 もちろん、雑誌全体が、箱根駅伝観戦には欠かせない必需品だ。


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