2002/5/20
高岡が欧州遠征日程を変更、日本選手権5000mに出場
渋井は日本選手権出場が微妙

 男子5000m&1万mの日本記録保持者、高岡寿成(カネボウ)のヨーロッパ遠征スケジュールが変更になった。本日(5月20日)、カネボウ関係者が明かしたもので、当初、6月2日のGPUヘンゲロ大会で1時間走と2万mの日本新を目指す予定だったが、それを中止。日本選手権(6月7〜9日)の5000mに出場した後に渡欧し、6月14日のカッセル(ドイツ)5000m、同17日のプラハ(チェコ)1万mに出場予定。1万mで日本記録更新を目指す点は変わりない。
 その後は再度、ヨーロッパに遠征する案もあるが、現時点では未定。10月のシカゴ・マラソンを最大の目標とすることも変わっていない。

 高岡は日本選手権出場が決まったが、渋井陽子(三井住友海上)の出場が微妙になってきた。5月3日に30分48秒89と女子1万mの日本記録を更新したばかりの渋井。5月12日の国際GP大阪大会の翌日から、高熱を発してしまい、5日間も寝込んでしまったという。予定していた東日本実業団女子1500m(5月18日)も欠場した。
 渋井は日本選手権1万mに出場予定だったが、この時期の5日間(あるいはそれ以上か)の練習中断は大きく、出場するかどうかは今後の状況を見て決めることになった。

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