2002/4/5
テレビ朝日と東京ランナーズ倶楽部の
スポンサー契約要旨全文を紹介


 本日(4月5日)、テレビ朝日は東京ランナーズ倶楽部とのスポンサー契約についてコメントを発表。以下はプレスリリースの「要旨」原文で、東京ランナーズ倶楽部の概要と選手プロフィールとともに、配布された。なお、契約期間は4月1日から2003年3月31日までの1年間。

要旨
 東京国際女子マラソンなど4大ロードレース中継などで実績のあるテレビ朝日は、このたび若手陸上競技選手を強化、育成するための支援を行うことにしました。支援対象は企業に所属せずに厳しい練習環境に置かれ、なおかつアテネオリンピックをめざすマラソン等の女子陸上長距離競技の若手有望選手が所属する「東京ランナーズ倶楽部」です。スポーツ振興から撤退する企業が相次ぎ、選手育成の将来に対する危機感もある中で、日本陸上競技連盟からの支援要請もあり、社会的な意義を十分考慮し、これに応じることにしたものです。
 具体的にはテレビ朝日が同倶楽部とスポンサー契約を締結することになります。また、テレビ朝日のスポーツ局内に「テレビ朝日アスリートクラブ(AC)」を置き、選手は同ACに所属します。同ACは東京陸上競技協会、日本陸上競技連盟に登録されますが、選手の育成、強化活動については、東京ランナーズ倶楽部に全面委託します。
 この契約により、所属選手がテレビ朝日のロゴマーク(社名)をユニフォームに付けて各種競技会に出場することになります。また選手の所属名表記が「テレビ朝日」になります。
 テレビ朝日ではサッカー、水泳、ゴルフのプロジェクトをはじめ、スポーツイベント全般に積極的に取り組んでいますが、イアン・ソープ選手とのTVパートナー契約、タイガー・ウッズ選手との著作出版権・インターネット権取得に続く今回のスポンサー契約により、テレビ朝日のスポーツへの取り組み強化をさらにアピールできるものと期待しています。
 なお、メディアが陸上競技選手とスポンサー契約を結ぶのは初めてのケースになります。

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