2002/3/28
高岡がシカゴ・マラソンに照準
昨年12月の福岡国際でマラソン・デビュー(2時間09分41秒で3位)した高岡寿成(カネボウ)の次のマラソン出場が、10月のシカゴ・マラソンに決まった。
関係者が明らかにしたもので、「男女とも世界最高記録が出ている大会ですし、時期的にもベルリンより2週間遅い点がいい」と、その関係者は言う。
3月10日の全日本実業団ハーフマラソン時点では、日本一を決める試合だからと、6月の日本選手権出場も考慮していた高岡陣営だが、シカゴ出場を決めた時点で、トラックの日本選手権出場は回避することになった。
なお、日本最高記録保持者の藤田敦史(富士通)や昨年のエドモントン世界選手権5位の油谷繁(中国電力)も、「ベルリンかシカゴ」とかねてから出場希望を口にしている。秋には海外の賞金マラソンを舞台に、日本選手がすさまじい戦いを見せてくれるかもしれない。
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