2002/2/17
浜名湖一周駅伝
男女とも地元スズキが制覇!
高校男子は西脇工高
関東学院・尾田が1区区間賞
池田(立命館宇治高)は鄭(スズキ)に惜敗


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浜名湖を周回するレイクサイドコースで行われる駅伝。この日は天候が悪くちょっとわかりづらいかもしれないが、左側が湖面。
3区ではドゥング(左・ホンダ浜松)とワイナイナ(スズキ)のケニア選手同士が激突。ソルトレイクで世界の強豪が熱戦を展開しているが、ハマナレイクでも国際的なバトルが展開された。スズキはワイナイナが逆転されたが、5区の内山孝之が再逆転。3区間で区間新をマークし、トータルでも大会新で5年ぶりの優勝を飾った
高校の部は西脇工がアンカーで立命館宇治を逆転して2連覇。「元旦から3月31日の弥彦駅伝まで、23のレースから招待されています。それだけ部員もおるわけですが、努力している子を出場させたい」と渡辺公二監督。そのなかでも、1・2年生から戦力に成長する選手が出てくれば、という意図なのだろうか。
西脇工など遠来の数チームは、時間的な都合で閉会式に出席できないため、主催者に丁寧に挨拶して会場をあとにした。
女子は高校生と一般が区別されていず、スズキが1区から4区まで区間賞を独占して貫禄を見せた。注目された2区の池田恵美(右から2人目・立命館宇治高)と鄭桂霞(スズキ)の対決も、鄭が6秒差で貫禄を見せた。
「1区で30秒スズキにリードされたのが大きかった」と荻野監督。しかし、立命館宇治高も実業団駅伝7位のスズキに35秒差にとどめたのは健闘といえた。
1区(11.7km)は6〜7kmからスズキ・飯田涼平、ホンダ浜松・藤井博之、NTN・宮崎展仁(順大で2回箱根のテープを切った選手)、滝ヶ原自衛隊・日向嘉紀、そして関東学院大・尾田賢典の5人の争いに。終盤は揺さぶり合いから牽制へと面白い展開となったが、最後は学生の尾田が1秒差で藤井を抑えた。4年生の寺尾、駒形といった主力をBチームに回した関東学院大は、Aチームが4位。
男子高校の部の区間賞獲得者たち。右から1区・難波祐樹(洛南)、2区・藤森憲秀(佐久長聖)、3区・稲井義幸(立命館宇治)、5区・森田稔(佐久長聖)と、かなりの面々。今春から地元・静岡の佐藤悠基(清水南中)が長野の佐久長聖高に進学するが、今大会では地元(といっても浜名湖は西で清水町は東だが)を快走する姿が見られるかもしれない。