2001/12/2 福岡国際マラソン
アベラ、2度目の福岡制覇
32歳の清水が2位
高岡が3位、初マラソン日本歴代3位


出場選手は福岡国際マラソン大会公式サイトで。

1位 2時間09分25秒
ゲザハン・アベラ(エチオピア)
「カギカ選手のことはよく知らなかったので、とにかく待ちました。(40kmでいったん出たが)そのまま行けるかなと思いましたが、行けそうになかったので下がりました。トラックに入って残り200 mで行こうと思いました」
2位 2時間09分28秒
清水康次(NTT西日本)
「初めはちょっと苦しかったのですが、中間点くらいからよくなりました。(カギカは)見える位置なら追いつけると思っていたんですが誰も出てくれなくて、これ以上開いたらまずいだろうと、自分から引っ張っていきました。自分が楽になったらペースを上げ、きつくなったら下げ、自分が主導権を握るようにしました。高岡選手と2人だと思っていたので、アベラがいたのでビックリしました。高岡選手が相手ではトラック勝負では負けると思ったので、早い時点で離そうと思いました。アベラが相手でも同じなんですが。意外に脚に来ていて、終盤伸びませんでした。ラストで負けたのは悔しいのですが、日本選手トップで最低限の目標は達成できました。まずまずの走りだったと思います」
3位 2時間09分41秒
高岡寿成(カネボウ)
「本当に42.195km、たっぷり走れたという感じです。ただ、25km、30km、35kmと3分ペースで行って欲しかった。行っていたら終盤で遅れていたかもしれませんが、でも、行って欲しかった。レースは流れが大事ですし、勝負に勝つことができればタイムもトータルとしては出るはずですから、自分から出ようとは考えませんでした。カギカが出たところはまだ楽だったんですが、勝負をするのは早いかなと感じました。たとえ相手がアベラでも、福岡で勝ちたいと思ってトレーニングをしてきたんです。でも、あそこで15分30秒の遅いペースに、はまってしまいました。最後の3〜4kmはきつかったですね。これがマラソンの苦しさかなと思いました。今後は春にまたスピードを付けて、冬に自信を持ってまたマラソンをやれば、もっと記録は出せると思います」
11位 2時間14分41秒
佐藤敦之(中国電力)
「前半は軽くて、楽すぎた感じです。スタミナがありませんでした。もう1回、スタミナを蓄える練習をしないといけません。(ピークを過ぎていた)実感はありません。気負いとか、そういうこともなかったと思います。マラソンっていう練習ができていなかった、まだまだ力がなかった」