2001/10/14
女子砲丸投、後藤が地元V達成
14m48と大幅自己新、インターハイと2冠
後藤実穂 13m86− F −13m44−14m48−14m44−14m05
熊谷江里加 13m38−14m11− F − F −14m14−13m55
Q.今の気持ちは?
後藤 もう、嬉しいです。インターハイで勝って、ここまで来るまでが一番つらかったです。思うように投げられなかったんですが、先生方やみんなに支えられて、ここまで来ることができました。
Q.野田さん(野田ともみ・東北高=昨年のインターハイ・国体優勝者)に応援してもらって、どういう気持ちですか。
後藤 あんなに一生懸命応援してもらって、オマエの分も頑張っていぞ、という気持ちでした。
Q.1本目は13m86でトップに立ちましたが。
後藤 1投目はよかったですけど、次だなーっと思っていました。いつも2投目に失敗してズルズルいってしまいます。思った通り、失敗しましたが(ファウル)。
Q.愛媛の選手(熊谷江里加・今治明徳高=インターハイで後藤と同記録で2位)が2投目に14m11を投げてきました。
後藤 投げてくるとは思っていましたが、あんなに早く投げてくるとは思いませんでした。でも、あせらずに自分の投げをしようと思いました。
Q.4投目に14m48が出ました。
後藤 イメージしていたのは、突き出すことだけです。余計なことを考えるとダメになりますから。
Q.高い放物線をいつもイメージされているとか?
後藤 いつもより落ちるのが遅いなと感じました。いい軌跡だったと思います。
Q.投げた瞬間にいったと思いましたか。
後藤 落ちてからですね。投げた瞬間は重さを感じませんでしたから。
Q.野田選手に対してひと言。
後藤 ほんと、自分のことのように応援してくれて…。一生のライバルですよ、競技だけでなく、全てで。
Q.4投目、ガッツポーズがありませんでしたが?
後藤 あとで抜かれたら恥ずかしいですから。それに、そこで“やったーっ”とやってしまったら、そこで気持ちが切れちゃうと思って。
Q.5投目にも14m44ですが。
後藤 1本だけでなく2本、同じような距離が出てよかったです。
Q.重さを感じない投てきはこれまでも経験している?
後藤 インターハイで14m00を投げたときもそうでした。