2001/3/20
世界選手権マラソン代表決定
注目された5人目は
男子が高橋健一、女子は岡本幸子


 日本陸連は20日、世界選手権(8月カナダ・エドモントン)のマラソン代表を正式に決定した。

<男子>             <女子>
●藤田敦史(富士通)     ●土佐礼子(三井海上)
●西田隆維(エスビー食品) ●渋井陽子(三井海上)
●油谷繁(中国電力)     ●松尾和美(天満屋)
●高橋健一(富士通)     ●大南敬美(東海銀行)
●森下由輝(旭化成)     ●岡本幸子(沖電気宮崎)
補欠               補欠
○帯刀秀幸(富士通)     ○松岡理恵(天満屋)

 男子は内定基準(福岡、別大、東京、びわ湖の4レースで2時間9分59秒以内で日本人トップ)をすでに満たしていた藤田、西田、油谷に加え、2月の東京で優勝した高橋健一、びわ湖で2時間7分台で日本人2位の森下が選ばれ、びわ湖で2時間8分台をマークした帯刀が補欠に。
 女子は内定基準(東京、大阪、名古屋の3レースで2時間25分59秒以内で日本人トップ)を満たしていた土佐と渋井の三井海上コンビに、名古屋で内定基準に迫るタイムで優勝した松尾、秒差で続いた大南敬美、そして2時間26分台前半の岡本が選ばれ、大阪で日本人2位の松岡が補欠に。
「補欠の2選手は7月10日まで交代要員として準備をしてもらい、世界選手権への出場がなければ秋のマラソンに、日本陸連として派遣したい」(桜井専務理事)