2001/3/11
名古屋国際女子マラソン 
松尾がマラソン3連勝!!
大南妹は名古屋で5、3、2位
上位3選手のマラソン全成績


レース後の共同記者会見コメント
「(過去の3レースで)嬉しさは一緒でも、ダメージは一番少ない」
松尾和美(天満屋)
「夢で何回か見ていたことなので、予想していないことではないのですが、嬉しいです。ですが、スピードがみんなと比べてないので、勝てるとは思いませんでした。最後の競り合いの最中も、勝てるとは思えませんでした。嬉しいですけど実感がわきません。勝ったと思ったのは最後の50mです。(これまでの3レースの優勝の中で)嬉しさの度合いはどれも同じですが、さらに自信になりました。もっと上を目指して練習ができます。
 タイム的には24分台を狙っていて、自信もあったのですが、風が強く、展開的にも記録を狙えませんでした。中間点のタイムがよくなかったので、勝負に切り換えた方がいいと思いました。最後は勝負に集中していたので、タイマーは視界には入っていましたが、実際に何分なのかはわかっていませんでした。記録としては残念なタイムです。
 これまでのレースでは、夏の北海道マラソンが一番きつかったです。今、筋肉痛とかありませんし、ダメージは一番ないと思います。
 おそらくエドモントン(世界選手権)は大丈夫だと思うので、本番では自分の走りができればいいなと思います」
1 1999. 8.29 北海道 1 2.32.14.
2 2000. 9.10 ベルリン 1 2.26.15.
3 2001. 3.11 名古屋 1 2.26.01.

「最後まで付いていけて負けたのが、すごく悔しい」
大南敬美(東海銀行)
「最後まで付いていって負けたのは、すごく悔しいです。25分台が出ず不満はありますが、自分としては自己記録の更新ができて満足できるところもあります。姉(博美)のことは少しは気にしていましたが、後ろの状態が全然わかりませんでした。
 ラスト5kmではすごく余裕があったんです。最後までいっても勝てると思っていました。でもラストはきつかったです。トラックではもう限界に来ていました。(去年が3位で今年が2位ですが)1番を取りたかったので、すごく悔しいです」
1 1999. 3.14 名古屋 5 2.33.05.
2 2000. 3.12 名古屋 3 2.26.58.
3 2001. 3.11 名古屋 2 2.26.04.

「今回の練習で3位に入れたことにびっくり」
岡本幸子(沖電気宮崎)
「遅れたところは、35kmの給水を取るのに失敗し、そこまで5kmからずっと取っていなくて、取りたいと思っていたところなので、“あーーっ”と精神的に動揺してしまいました。
 この大会への練習は2カ月弱でしたから、完走できるのかな、というのが本音でした。あの練習で3位に入れたのにはびっくりしています。1月23日から2週間、徳之島で合宿し、そのあとはずっと宮崎で練習してきました。12月下旬に自転車で事故をしてしまって練習ができず、1月にはどうしても外せない駅伝がありました。その割には1月の走行距離が1100kmいって、2月も1000kmこなせました。ある意味短期集中でやってきました。世界選手権代表は、全然意識していませんでした」
1 1996. 1.28 大阪 11 2.30.48.
2 1999. 3.14 名古屋 26 2.43.53.
3 1999. 8.29 北海道 25 3.08.22.
4 2001. 3.11 名古屋 3 2.26.21.