2001/3/6
家畜伝染病の流入を恐れ
ダブリンが世界クロカンの開催返上
代替開催地はブリュッセル
今月24、25日の両日、アイルランドの首都ダブリンで開催が予定されていた世界クロスカントリー選手権が6日、中止となった。欧州でまん延する家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の被害を避けるため、地元が開催を返上、国際陸上競技連盟(IAAF)も承認した。同選手権は、同じ日程でブリュッセルで代替開催される見込み。
組織委関係者によると、口蹄疫の国内への流入を恐れるアイルランドの農林・食料省が大会の開催を認めなかったため、返上を決めた。
世界クロスカントリー選手権には70を超える国・地域から1000人以上の選手が参加を予定している。日本も25選手の派遣を予定している。