2001/3/4
福岡国際クロカン
山口洋司が快勝、藤永は千葉に続いて2位

 世界クロスカントリー選手権(今月24、25日、アイルランド)の最終選考会を兼ねた第15回福岡国際クロスカントリー大会は4日、福岡市の海の中道海浜公園クロスカントリーコースで一般、ジュニアなど6種目が行われた。
 強風が吹き、断続的に大粒のひょうと冷雨が降る悪条件の下でのレース。一般男子10kmは山口洋司(NEC)が残り2kmで混戦を抜け出して初優勝。一般女子5kmはユーリア・オルテアヌ(ルーマニア)が2連覇を果たした。高校長距離界のトップクラスがそろったジュニア女子4kmは阪田直子(京都・立命館宇治高)が、同男子8kmは大津聖(福岡・大牟田高)が制した。
 オルテアヌと阪田直子は千葉国際クロカン(2/18)に続いて2連勝。藤永も2大会連続2位。山口は千葉の6位から一気に浮上した。
 世界クロカン代表はこちら。

▼一般男子(10km)
(1)山口洋司(NEC)30分41秒
(2)カビル(仙台育英高)30分49秒
(3)瀬戸口(旭化成)30分50秒
(4)入船(カネボウ)30分51秒
(5)荒川(中国電力)30分57秒
(6)大津(トヨタ九州)31分12秒
(7)ドブルジン(ポーランド)31分21秒
(8)内田(駒大)31分22秒
▼同女子(5km)
(1)ユーリア・オルテアヌ(ルーマニア)16分40秒
(2)藤永(筑波大)16分45秒
(3)ワンジロ(仙台育英高)16分54秒
(4)河相緑(ダイハツ)16分59秒
(5)高橋(資生堂)17分1秒
(6)岩本(日本生命)17分2秒
(7)中村(ラララ)17分2秒
(8)吉松(東京陸協)17分4秒
▼ジュニア男子(8km)
(1)大津聖(大牟田高)24分22秒
(2)白石(飯塚高)24分37秒
(3)柴田(東海大浦安高)24分37秒
▼同女子(4km)
(1)阪田直子(立命館宇治高)13分10秒
(2)田顔(須磨学園高)13分16秒
(3)有働(千原台高)13分17秒

千葉国際クロカンの結果はこちら