2001/3/1
全日本実業団ハーフに山口衛里
一般参加に大物選手多数


 日本実業団陸上競技連合は1日、第29回全日本実業団ハーフマラソン大会(11日、山口市・維新百年記念公園陸上競技場発着)の出場者を発表した。

この大会の面白いのは、一般参加選手の中に、招待選手よりも明らかに実績で上の選手がいることだ。
今回の招待選手は男子が
・市之瀬進(カネボウ)
・森政辰巳(中国電力)
・加藤俊英(本田技研)
の3人だが、一般参加に
・坪田智夫(コニカ)*熊日30kmで1時間29分台を出したばかり
・野田道胤(本田技研)
・池谷寛之(本田技研)
・武本謙治(本田技研)の1万m28分ヒト桁〜10秒台トリオ
・手塚利明(アラコ)*1万m28分ヒト桁
・木実淳治(八千代工業)*1500m日本選手権優勝
・大川久之(山陽特殊製鋼)
・大嶋健太(くろしお通信サービス)*別大ハーフマラソン優勝
・角田達彦(九電工)*ハーフマラソン・ジュニア日本最高
・武井隆次(エスビー食品)
ら、大物選手が名を連ねているのだ。
 1万m27分ランナーの
・川内勝弘(エスビー食品)
 も、久しぶりにエントリーしてきた。
 しかし、毎年、この傾向なのだ。招待選手決定の内規が、何かあるような気がする。

 同様に女子は
・鄭 桂霞(スズキ)
・楠 真美(デオデオ)
・熊谷順子(セイコーインスツルメンツ)
・西尾摩耶(九電工)
が招待選手で、
山口衛里(天満屋)
が特別招待選手。一般参加には
・野村洋子(資生堂)
・松岡範子(スズキ)
・野口みずき(グローバリー)
・小鳥田貴子(デオデオ)
らの大物選手。
 本当に、何か理由があるようなのだが…。