2001/1/3
順大、難産の末、3冠達成!!
9区で駒大に逆転されるも、10区で再逆転
▽総合成績(10区間216.4キロ)
(1)順大 11時間14分5秒
(入船、岩水、中川、野口、奥田、宮井、坂井、榊枝、高橋、宮崎)
(2)駒大 11時間17分0秒
(内田、神屋、河村、松村、布施、松下、揖斐、武井、高橋正、高橋桂)
(3)中大 11時間19分17秒
(野村、板山、村本、池田、藤原、永井、杉山、花田、池上、木村)
(4)法大 11時間20分23秒
(5)神奈川大 11時間26分32秒
(6)大東大 11時間28分5秒
(7)帝京大 11時間28分34秒
(8)日大 11時間29分17秒
(9)山梨学院大 11時間29分18秒
(10)早大 11時間29分48秒
(11)日体大 11時間30分15秒
(12)拓大 11時間31分5秒
(13)平成国際大 11時間34分25秒
(14)国学院大 11時間45分55秒
※東海大は往路で途中棄権のため記録なし
▽復路成績(5区間109.2キロ)
(1)順大5時間30分57秒
(2)大東大5時間31分22秒
(3)神奈川大5時間31分34秒
(4)駒大5時間31分36秒
(5)早大5時間R6分3秒
(6)中大5時間36分17秒
(7)法大5時間36分28秒
(8)日体大5時間36分50秒
(9)拓大5時間37分27秒
(10)日大5時間38分2秒
(11)山梨学院大5時間R9分27秒
(12)帝京大5時間39分39秒
(13)国学大5時間43分31秒
(14)平成国際大5時間46分10秒
※東海大は往路途中棄権のため記録なし
〔区間最高成績〕▽6区(20.7キロ)金子宣隆(大東大)58分21秒=区間新
▽7区(21.2キロ)揖斐祐治(駒大)1時間3分17秒
▽8区(21.3キロ)武井拓麻(駒大)1時間4分48秒
▽9区(23.0キロ)高橋正仁(駒大)1時間9分49秒
▽10区(23.0キロ)真名子圭(大東大)1時間10分19秒=区間新
【順大・沢木啓介監督】
今回は、2つの目標として、どうしても勝ちたかった。1つは出雲、全日本と合わせて駅伝3冠、そして日本インカレを含めて4つ取ることは大学の監督としての夢だから。そして、もう1つは箱根駅伝の新世紀の1ページに名を刻むこと。予定通りにいかないのは勝負の世界の常。ピシッとはいかなかったが、各選手がそれぞれの持ち場で最低限の役目は果たしてくれた結果だと思う。
【駒大・大八木弘明コーチ】
往路で2分以上の差があって、後手後手に回ってしまった。6区の松下は5kmまでの入りが速過ぎたかもしれない。7区の揖斐は体調を崩していて心配だったが、7、8、9区はよく走ってくれて面白いレースができた。9区の高橋には“追いつけ”ではなく“積極的に行け”という指示を出した。ロードで強い選手だし、ハイペースで入っても崩れないと思っていた。途中からスパートできなかったのは惜しかったが、「謙介」の名前に気圧されたのかもしれない。でも、いい走りだった。10区にわたるまでに2分は欲しかった。あと一人(強い選手が)足りなかった。来年リベンジする。やられたらやり返さないといけない。1、2年生の底上げが課題。最後に“紫紺対決”を見せられてよかった。