2001/1/3
順大、沢木監督の10区間レース評
レース後の共同記者会見時のコメント
●1区の入船は前が見えるところで渡せればいいと思っていた。
●2区の岩水は国内の選手なら全員抜けるはずだったが、15.5kmの給水で失敗をした。足を捻ってしまった。
●3区(中川)は向かい風でどのチームも減速し、うちの減速も目立たなかった。
●4区の野口は12月24日の朝の練習では起用できないと思った。だが、夕方の練習で改善の兆しがあった。使うからには去年(区間1位)くらいの走りは期待していた。
●5区の奥田は12月27日に本人から5区をやると言ってきた。本人のやる気が出るのを待って、どうだと声をかけておいた。
●6区の宮井は去年の借りを返すのが目標だった。設定タイムは、こちらは58分35秒と言ったら、本人は58分30秒と言ってきた。去年までは心理面が不安定だったが、この1年で成長した。
●7区の坂井は最初、肩に力が入りすぎて後半伸び悩んだ。だが、野口と2人、玄人好みの走りをしてくれた。
●8区の榊枝は、練習で適合性を見せていたので起用したが、追い風を利用する技術がなかった。
●9区の謙介は、自分でもどうして(あの走りになったのか)わからないと言っている。彼をもってしてもプレッシャーから逃れられなかった、ということでしょう。
●10区の宮崎は、アンカーとしてこれ以上ない、という走り。過去2回、10区を走った経験が救った。