ATSUYAなメール
その17
2005年4月14日

公務員の厚遇問題について

こんばんは、寺田さん。お元気ですか?
公務員の厚遇問題に対するご意見に
我が意を得たり、と感じました。寺田さんは
抑え気味に書かれていましたが、
私たちは直接取材する立場にあるので、
遠慮する必要はありません。

ただし、本当に
全力を振り絞り、自治体の五輪があれば
日本代表候補になれそうな行政マンは
たくさん、たくさんいます。これまでに3つの
自治体を担当した私は心からそう思います。

一方で、どうしようもない人間が多いのも
事実です。彼らは何度説明しても理解しません。
理解しようとしません。しかも、「なぜ公務員
ばかりいぢめるのか」といった内容の発言さえします。
当たり前でしょう。血税で給料をもらっているのだから。
わかりやすい逆の立場が、フリーランスのライターでしょう。
自費であちこちに飛び、うさんくさい顔をされることも
ありながら、競技や選手に対する満ち溢れる愛情を原動力に
仕事をしているわけです(私はその立場にありませんが、
多分そうだと思うし、そうでないと続けられないと思います)。

一部のなめた公務員にはそうした愛情はないし、
新聞などのメディアで叩かれて当然だと思います。
不況の世の中だから、あまり言いたくはありませんが、
土曜、日曜に休日出勤手当てが必要な陸上担当記者は、
早々に首を切られるのではないですか。
ナイター記録会に取材に行く記者に「深夜割り増し」を
つける必要があったら、「もう取材に行かなくてもいい」
と言われるのではないでしょうか。

公務員は「われわれは一般企業のようなスト権も法律
で制限されている」とよく言います。しかし、スト権を
持つ企業人はリストラに遭う危険性と常に隣り合わせですし、
フリーランスのライターはストを打つ相手さえいません。
なめるのもいいかげんにしろ。

私はそう言いたい。
あれだけの厚遇問題が浮上しながら、
「公務員いぢめだ」と電話してくる人が多いのです。
電話をかけるくらいしかやることがないくらい暇なのでしょう。
忙しい人は昼間に新聞社に電話をかけません。

少し感情的になりました。
しかし、間違ったことは言ってません。
寺田さんはいろいろとご自身の立場を主張できる
ツールをお持ちですが、一匹狼のつらさもあると
思います。あまり普通ではない組織に属している
私が、たまには寺田さんの思いを代弁するのも
悪くないことだと思います。今後、公務員の厚遇
問題が起こるたびに、「寺田さんは〇〇駅伝の
ビール、お菓子、ボールペンも振り切って頑張って
いるんだ。私が悪と闘わずして、だれが闘う」
と思いながら、頑張っていきます。

それでは、リレーカーニバルでお待ちしております。


K新聞社社会部 O原A也


ATSUYAなメールトップ
寺田的陸上競技WEBトップ