日本全選手コメント・女子

1区・大越一恵(ダイハツ)
区間5位・31分41秒
「駅伝の1区というのは初めてでした。自分としては前半から積極的なレースをして、いい流れを作りたいと思っていましたが、後半、付くことができませんでした。スパートされた一瞬で離されてしまいましたが、それが致命的でした。離されてからは粘ることができましたが、結果的には30秒差をつけられ、悔しいです。これからの課題としていきます」

2区・福士加代子(ワコール)
区間1位・15分03秒=区間新(5位→1位)
「今日は体が軽くて、すごくよく走れました。この頃、アップから軽いんですよね。このまま故障しちゃうんじゃないかと思うくらい。監督からの指示は、1km3分で押していけ、でした。最初の1kmと2.5kmでしかチェックできなかったんですが…。1kmは2分55〜56秒、中間点は7分30秒。最初の1kmが速かったのは、体が軽かったためと、前に人がいたからだと思います。中間点は、ちょうどいいペースだったと思います。11連覇したかったんですが、あんまり連覇連覇と言っていたら疲れますからね」

3区・小鳥田貴子(デオデオ)
区間2位・32分17秒(1位→1位)
「福士さんが差をつけてきてくれたので、その流れに乗って差を広げたかった。それができず、残念です」

4区・高橋教子(資生堂)
区間2位・16分01秒(1位→1位)
「初めての日本代表だったのですが、小鳥田さんが差をつけてきてくれて、(1位で)タスキをもらったときは感動して泣きそうでした。しかし、タスキをを渡したときはすぐ後ろにエチオピアに迫られていて、もう少し距離を離して、余裕を持たせてあげたかった」

5区・奥永美香(九電工)
区間4位・15分55秒(1位→2位)
「最初の入りのペースに気をつけて走ろうと思っていましたが、あまり差がなく、ついつい“前へ前へ”の気持ちが先走ってしまいました。“11連覇、11連覇”と思いながら頑張りましたが、記録の差、力の差がエチオピアの選手とはあって、その不安が頭の中にあって思うような走りができませんでした。でも、追いつかれたときにすぐにあきらめず、たった1kmでしたが並走できたので、今後のプラスになったと思います」

6区・真鍋裕子(四国電力)
区間3位・23分45秒(2位→2位)
11連覇はアンカーである私にかかっていましたが、見る見る離されてしまいました。後半なんとかしなければと、気持ちは前に向いていましたが、最後もどんどん離されてしまいました。11連覇のテープを切ることが一番の仕事でしたが、果たすことができず力不足を感じました」


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